会社に尊敬できる人がいない

経営者の交代で会社がおかしなことに

 

15年勤めていた会社で、社長が体調を崩し経営を息子に引き継いでから、社内の雰囲気ががらりと変わりました。

 

以前は社員も20名に満たなかったのですが、新社長が大卒の若い人ををどんどん入社させるようになってから、それまでのアットホームな雰囲気がなくなり、おかしな規則で縛られるようになったのです。

 

とにかくちょっとした連絡もすべて書類で知らせ、それまで日報は手書きでメモ程度で良かったのにすべてパソコンに入力してからでないと帰宅できなくなりました。

 

私のような古い社員はパソコンなんて扱ったことがなかったので手間取り、仕事が終わっても残業代なしで居残りさせられたのです。

 

また、毎日改善案を提出しないと罰金を取られたし、セミナーと称して休日に面白くもない講義を受けさせられました。

 

休日に出社したわけですから、当然それなりにお金を払ってもらえるものだと思っていました。

 

私は時給で働くパートなので、講義を受けた8時間分プラスされると我慢して聞いていたのです。

 

ところが、給料日になってみたらその休日出勤した分が含まれていなかったのです。

 

これはおかしいと抗議をしたら、勉強させてやったのであって仕事をさせたわけではないと取り合ってくれませんでした。

 

以前からパートに有給休暇は出せないと言われ一度も取らせてもらえなかった等、不満がたくさんたまっていたので、それなら労働基準局へ相談に行きますと強く言うと、じゃあやめる覚悟で行けと言い返されたのです。

 

結局、翌日になって「不足分」と書かれた封筒を渡され、休日出勤の分は受け取ることができました。

 

しかし、その時言われたのが「事務が計算を間違っただけ」と言う腹の立つ言い訳だったので呆れてしまいました。

 

その3か月後に退職しましたが、辞める時は法律で決まっている分の有給をすべて取ってから辞めました。

 

親族経営がもたらす弊害に遭いました

 

 

親族経営がある企業や会社って少し怖いと云うかマイナスイメージがあります。

 

勿論、まともな会社も多いと思いますがワンマンな体質になっているんじゃないかと思うと少し怖い面を想像してしまします。

 

私が勤続していた会社は冷凍食品を扱う会社で倉庫に在庫をストックしながら、大手スーパーに卸すのが仕事でした。私はそこで主任の肩書きがあったのですが、実質は平社員と一緒です。

 

その会社では、経営者親族が重要なポストに就いてしまい経営自体が健全ではなくなってました。

 

親族の意向が会社の意向になってしまい、決定機関が全て社長のトップダウンです。

 

休みの返上も社長命令であったり、降格も全て親族の責任を押し付けられたものでした。

 

私自身は5年間で36日の休日しかなかったので身体の変調もあり社長や親族と一ヶ月間毎日交渉を続けた結果、辞める事が出来ました。

 

辞めてから私はブラック企業だと知ったのです。

 

なかなか働いている最中で、それに気付く事は出来ませんでした。

 

今でも当時の給料が二ヶ月分未払いになってます。

 

辞めてから一年以上経過しているのに、受け取りに行かなければ振り込んでくれる事もなさそうです。

 

早く支払って頂き、関係と縁を切りたい気持ちでいっぱいです。